「出来高を伴った新高値は強い」は本当か――15.7万件で検証したら効いていたのは出来高ではなく“何日目の高値か”だった
「出来高を伴って新高値を更新した銘柄は強い」。順張りの世界でくり返し語られてきた考え方です。商いが膨らみながら高値を抜けるということは、それだけ多くの資金がその価格を認めたということだから――とい…
「アノマリー」の記事一覧
「出来高を伴って新高値を更新した銘柄は強い」。順張りの世界でくり返し語られてきた考え方です。商いが膨らみながら高値を抜けるということは、それだけ多くの資金がその価格を認めたということだから――とい…
「出来高が急増した銘柄に注目せよ」。株式投資の入門書でよく見かける教えです。人が集まっているところに値動きがある、という理屈は分かります。しかし出来高には1つ弱点があります。株数しか見ていないこと…
RSIは、株価チャートのソフトを開けばたいてい初期設定で表示される指標です。「30以下で売られすぎ、70以上で買われすぎ」という覚え方も広く知られています。ただ、その水準で実際に反転していたのかを…
「騰落レシオが120を超えたから、そろそろ天井だ」「70を割ったから買い場だ」――相場の過熱感を測る指標として、騰落レシオはくり返し登場します。値上がり銘柄と値下がり銘柄の数を比べるだけという分か…
「連休前は手仕舞い売りが出るから下がる」「連休またぎはリスクだからポジションは閉じておけ」――くり返し語られてきた経験則です。休みのあいだに海外市場が動き、明けたら値が飛ぶ。だから休場をまたぐな、…
ストップ高は「強い買いが集まった証拠」として一律に語られがちです。しかし上昇トレンドのまっただ中で付けたストップ高と、下落トレンドの途中で一時的に跳ねただけのストップ高では、上値に残った売り物の量…
「金曜のストップ高は持ち越すな」――株式投資の世界で、昔から繰り返し語られてきた経験則です。土日の間に何が起きるか分からない、悪材料が出れば月曜は寄り付きから叩き売られる、だから週をまたぐポジショ…
「同じストップ安でも、業種によって戻りやすさは違うのではないか」――もしこの体感が本物なら、業種を見るだけでストップ安銘柄をふるいにかけられることになります。そこで東証33業種の分類ごとに、ストッ…
「ストップ高の翌日は買いか、売りか」――この問いには多くの検証が答えを出してきました。しかし、そこで一括りにされた「ストップ高」は本当に同じ現象でしょうか。海運株のストップ高と新興IT株のストップ…
「IPO(新規上場)銘柄は公開価格で買えたら勝ち、上場後にセカンダリーで買うのは危ない」――長く語られてきた通説です。一方で「成長企業を早い段階で仕込めるのだから上場直後こそ買い場だ」という声も根…
「グロース市場の銘柄は値動きが荒い」「プライムの大型株は安定している」――当たり前のように語られる通説です。しかし、その荒さは一年を通じて均等なのでしょうか。それとも荒さが集中する月と、プライムよ…
「月末に買って月初に売れば勝ちやすい」――古くから語られる月またぎアノマリーです。機関投資家の月末リバランスや積立買付といった理由もセットで語られますが、日本株全体で成立するのかを数字で確かめた例…
「三日続伸で天井、三日続落で底」――古くから語り継がれてきた相場格言です。3日続けて上がったら利益確定、3日続けて下がったら押し目買い。しかし本当にデータで裏付けられるのでしょうか。 東証全銘柄4…
「値動きが小さくなった銘柄はエネルギーを溜めている。放れたときは大きい」――長く語られてきた通説です。値幅がじりじり縮むチャートを見ると、多くの投資家が「そろそろ動く」と身構えます。しかしその放れ…
「出来高を伴った上昇は本物」「出来高急増は買いシグナル」――入門書でもチャート分析の解説でも必ず登場する考え方です。ところが肝心の「何倍から出来高急増と呼ぶのか」はほとんど語られません。2倍でしょ…
「急騰した銘柄は追いかけるな、急落した銘柄こそ拾え」――古くからの格言です。一方で「上昇トレンドに乗れ」という正反対の教えも広く信じられています。どちらが正しいのか、実データで決着をつけます。 本…
「半期末はドレッシング買い(お化粧買い)で株価が上がりやすい」――3月末・9月末が近づくと必ず聞こえてくる相場の通説です。機関投資家が期末の評価額を良く見せるために買い支える、という説ですが、本当…
「株価が200日移動平均線の上にあれば強気相場、下にあれば弱気相場」――200日線は世界中の投資家が意識する強気・弱気の分水嶺とされ、「上抜けたら買い、下抜けたら売り」というシグナルとしても広く使…
「長い下ヒゲは下値で買いが入った証拠。特にたくり線(ピンバー)は底打ちの買いシグナル」――ロウソク足の教科書に必ず載っているセオリーです。しかし、下ヒゲが出た銘柄を実際に買ったら翌日いくら儲かるの…
「長い上ヒゲは上値の重さの証拠。売りシグナルだ」――ローソク足の教科書に必ず載っているセオリーです。高値まで買い上げられたのに押し戻されて引けた形だから、翌日以降は下がりやすい、という理屈です。し…