資産曲線とは、売買ルールに従ってトレードした場合の資産の推移を折れ線グラフで表したものです。「損益曲線」とも呼ばれます。システムトレードでは、過去の株価データを使い、売買ルールに従ってトレードした場合の成果を見る「検証」という作業をします。このとき、視覚的に検証結果を確認する方法として、この資産曲線を活用します。
資産曲線は、市場環境に関係なく、安定して右肩上がりになっているものが理想的です。下のイメージ図のように、日本株が長期に亘って右肩下がりだったとしても、資産曲線が右肩上がりであるような状況が理想の資産曲線です。
<資産曲線のイメージ>
「長期間にわたり安定した利益を上げる」ことが、トレードの成功だと、私たちは定義しています。その視点からも見ても、成功するトレード法とは、「資産曲線が長期間、上下に大きくジグザグすることなく、右肩上がりになっていること」が理想だと言えるでしょう。
<追伸>
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