12月8日の週は、上昇が継続か?
こんにちは、
本日は、「日経平均株価が6日連続上昇!!来週の株価は?」
について取り上げたいと思います。
12月5日の日経平均株価は、 前日比33円24銭高の17920円45銭で引けました。
米ドル為替が1ドル120円に突入したことや、 原油安が進行していることで、
輸出関連株が相対的に多い日本株市場は、 連日上昇を継続しています。
本日の上昇を受けて6日連続株価上昇して引けています。
実は、日経平均株価が6連騰するケースは、比較的珍しい現象です。
1年に1回~2回起こる程度です。いかに日本株市場が強い動きを見せているかがわかりますね。
そこで、今回は「日経平均株価が6連騰した」 翌週の日経平均株価がどのように推移するのかを 過去のデータを使ってシミュレーションしてみました。
目次
■日経平均株価シミュレーション
【ルール詳細】
===========================================
検証対象:日経平均株価
検証期間:1990/03/01~2014/11/30
1銘柄当たりの投資金額:20万円
【買い条件】
・日経平均株価が6連騰した翌日に成行買い
【売り条件】
・5日経過後の翌日営業日寄り付きで売り
===========================================
日経平均株価が6連騰した翌日に買い付けし、 5日間保有した場合の検証を行います。
この検証結果を確認することで、 来週(12月8日~12日)あたりまでの株価推移をある程度推測できそうです。
検証結果をさっそく見てみましょう!!
【検証結果】6連騰後の日経平均株価は?
出所:システムトレードの達人 達人モード「運用資産の推移」画面
■バックテスト結果■
勝率: 62.16 % | |
勝ち数: 23 回 | |
負け数: 14 回 | |
引き分け数: 0 回 | |
平均損益(円): 1,340 円 | 平均損益(率): 0.67 % |
平均利益(円): 3,982 円 | 平均利益(率): 1.99 % |
平均損失(円): -3,001 円 | 平均損失(率): -1.50 % |
合計損益(円): 49,575 円 | 合計損益(率): 24.79 % |
合計利益(円): 91,584 円 | 合計利益(率): 45.80 % |
合計損失(円): -42,009 円 | 合計損失(率): -21.01 % |
プロフィット・ファクター(総利益÷総損失): 2.180 | |
平均保持日数: 6.70 日 |
■まとめ 来週の株価はどうなるか
検証結果を確認すると、勝率は62.1%です。
つまり、6割の確率で「上昇が継続」し、 4割の確率で「下落に転換」すると言えます。
そして、平均損益も0.67%とプラスとなっています。
以上の結果を見る限り、
来週の日経平均株価は、前週の流れを引き継ぎ 好調に推移する可能性のほうが高いと言えそうです。
なお、平均利益が1.99%、平均損失が-1.5%となっています。
この数値から、来週の日経平均株価のレンジを予想すると、 日経平均株価の上昇が続いた場合には、約18277円まで上昇、 下落に転じてしまった場合には、約17651円まで下落する可能性がありそうです。
過去のデータを基にした検証結果では、 来週の日経平均は1万8000円を超える可能性は十分にあるでしょう。
今回の検証結果は、トレード回数が約10回と少ないことから、 統計的には、若干信頼性が低いです。
しかし、この検証結果を判断材料の1つとして持っておくことで、 少なくとも悪影響を及ぼすことはないでしょう。
ぜひ、来週の投資を行う上での判断材料の1つに活用いただければと思います。
■追伸
【無料】株システムトレードの教科書の記事は「システムトレードの達人」を使って検証しています。
↓↓↓↓↓
今ならシステムトレードの達人(無料版)がこちらよりダウンロードできます。
ぜひ手に入れてください!