1.DMIとは
DMIは、「Directional Movement Index」の略で、日本語では「方向性指数」と呼ばれています。上昇トレンドの強さを表す「+DI」、下落トレンドの強さを表す「-DI」、トレンドの強さを測る「ADX」および「ADXR」の4つの折れ線で示されます。DMIの計算式等の紹介は他の書籍に譲り、ここでは使用例だけをご紹介します。
DMIでよく使用されるのは、プラスとマイナス「DI」のクロスです。「+DI」が「-DI」を下(上)から上(下)に突き抜けた時が買いシグナル(売りシグナル)と判断します。「ADX」と「ADXR」は、トレンドの強さを表す指標であり、「ADXR」が「ADX」を上抜け(下抜け)した時が買い(売り)のシグナルと判断します。
目次
2.DMIの有効性
まず、DMIの有効性を調べるために、「+DIが-DIを上抜けたら買いで下抜けたら売り」が果たして有効かどうか調べてみました。ルールの詳細は以下の通りです。
ⅰ.ルール詳細(DMIの有効性の検証)
【買いルール詳細】
【売りルール詳細】
出所:システムトレードの達人 達人モード「ストラテジーの設定内容」画面
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ⅱ.検証結果(DMIの有効性の検証)
検証結果は以下の通りです。
資産運用の推移
■バックテスト結果■
資産曲線が概ね右肩上がりの曲線となっていますが、勝率が39.62%、平均損益0.34%、PF1.172と低く、進んでDMIを活用しようとは思えない結果となりました。
なお、このDMIの検証は、あくまで日経平均採用銘柄の傾向です。他の市場については、調べてみると別の傾向が得られるかもしれません。気になる方は、ぜひご自身でも検証してみてはいかがでしょうか。
<追伸>
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