Pocket




「12月末に買い、年初で売る」は好勝率!!

こんにちは、

今回は「年末年始は、絶好のお小遣い稼ぎのチャンス!?」

について紹介したいと思います。

この話は、すでにあなたもご存知かもしれませんが、

株式市場には、「12月末に買い、年初に売ると勝ちやすい」
というアノマリーが存在します。

世間一般では、これを「ご祝儀相場」とも呼びます。

12月後半は、機関投資家が休みに入ることや、
12月前半は例年持っているポジションを整理する動きが出ます。

また、個人投資家も節税対策で売りを出しやすく、
12月前半は比較的株式市場は軟調に推移する傾向があります。

一方で、年初は、それらの投資家が、ポジションの買戻しや
新たな銘柄へ資金を入れるために、上がりやすい傾向があるのです。

この傾向を利用したのが、
「12月末に買い、年初に売る」という戦略です。
(私は、この戦略を「ご祝儀相場戦略」と勝手に呼んでいます)

これまでさまざわなアノマリーをご紹介してきましたが、
この「ご祝儀相場」戦略は、かなり有効な戦略と考えています。

そこで、今回はこの戦略が本当に有効かどうかについて、
実際に検証してみたいと思います。

では、さっそく検証してみましょう!!

この記事を書いた人

田村 祐一
田村 祐一

フェアトレード株式会社所属。調査本部アナリスト。統計データを重視したシステムトレードとファンダメンタルを組み合わせて銘柄分析を行う。株主優待先回り買い等の「イベント投資」にも注力。



※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
検証対象:日経平均採用銘柄(225銘柄)
検証期間:1990年3月~2014年11月28日
1銘柄当たりの投資金額:20万円

買い条件
・12月中旬(12月27日、28日、29日のいづれか)の最終営業日の寄り付きで買い

売り条件
・3日経過後の翌日営業日寄り付きで売り

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

以上のルールで過去のデータを用いて検証した結果は、以下の通りです。

【検証結果】ご祝儀相場戦略

ご祝儀相場戦略

勝率: 64.40 %
勝ち数: 2,974 回
負け数: 1,644 回
引き分け数: 186 回

平均損益(円): 2,029 円  平均損益(率): 1.01 %
平均利益(円): 6,299 円  平均利益(率): 3.15 %
平均損失(円): -5,466 円  平均損失(率): -2.73 %

合計損益(円): 9,747,812 円  合計損益(率): 4,874.22 %
合計利益(円): 18,733,812 円  合計利益(率): 9,367.62 %
合計損失(円): -8,986,000 円  合計損失(率): -4,493.40 %

プロフィット・ファクター(総利益÷総損失): 2.085
平均保持日数: 8.13 日

検証結果を確認すると、

こんなにも単純な戦略にも関わらず、
勝率は驚愕の64.4%です。

平均損益も1%と良好です。

この結果を見る限り、
「ご祝儀相場戦略」は統計的に有効な戦略と判断できるでしょう。

新年は、新たな気持ちで投資を行う人が多いことや、
年末に手仕舞いしたポジションを買い戻すために、

「売り」から入るトレードよりも
圧倒的に「買い」から入るトレードが多くなるのでしょう。

これほどはっきりと数字に表れていることから、
この戦略を利用しない手はないでしょう(笑

ただし、問題は「どの銘柄に投資するか?」でしょう。

そこで、以下にご参考として、過去データで成績が良好であった
日経225銘柄をご紹介いたします。

ぜひ、ご活用いただければと思います。

■ご祝儀相場戦略(好勝率銘柄)

ご祝儀相場戦略好勝率銘柄一覧

上記を確認すると、

「電気機器」「自動車」「銀行」「証券」「保険」等が
比較的多いといえそうです。

この結果は、あくまでも過去のデータでの検証結果です。

しかし、これを投資の判断材料の1つにすることで、
この材料を持っていない人よりは、有利にトレードを行うことができます。

ぜひ、この検証結果をご活用いただければと思います。

<追伸>
コロナショックで相場が大きく動いている最中ですので、今の株価動向が気になる方も多いかと思います。
下記リンクのメルマガを中心に情報を更新していく予定です。
無料ですのでぜひご登録いただけるとありがたいです

西村剛の投資戦略メルマガ【無料】