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今回は、「9月の株式市場の傾向(東証プライム編)」をご紹介します。 株式市場は、月によって上がりやすい月と下がりやすい月があります。 この傾向は毎月必ずそうなるとは言えませんが、 株式投資を行う上で、その傾向を把握しておくことは重要でしょう。 そこで、「9月の東証プライムは上がるか、下がるか」について検証していきます。

執筆者

田村 祐一
田村 祐一

フェアトレード株式会社所属。調査本部アナリスト。統計データを重視したシステムトレードとファンダメンタルを組み合わせて銘柄分析を行う。株主優待先回り買い等の「イベント投資」にも注力。


一般的に、9月は「彼岸底」と呼ばれ、 下がりやすい傾向があると言われています。 はたして、この一般論が本当に正しいかについて検証してみましょう!!

1.9月の東証プライム銘柄(※2022年4月以降はプライム市場)の傾向検証

ⅰ.ルール詳細(9月東証プライムの傾向)

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検証対象:東証プライム銘柄 検証期間:2000年1月〜2025年12月31日
1銘柄当たりの投資金額:20万円

買い条件
・8月末の最終営業日の寄り付きで買い

売り条件
・25日経過後の翌日営業日寄り付きで売り

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9月相場の傾向を調べるために、8月末に東証プライム全銘柄を購入し、 25日経過後に売却した場合について検証を行いました。

仮に、勝率が50%以上で、損益がプラスならば、 9月は株価が上がりやすい月と言えます。 逆に、勝率が50%以下で、損益もマイナスであるならば、 9月は株価が下落しやすい月と言えるでしょう。 以上のルールで過去のデータを用いて検証した結果は、以下の通りです。

ⅱ.検証結果(9月東証プライムの傾向)

9月東証プライムは上がる?下がる?【2026年版】 年別損益グラフ
項目金額比率
勝率54.87 %
勝ち数25,902 回
負け数20,637 回
引き分け数667 回
平均損益2,160 円1.08 %
平均利益13,400 円6.70 %
平均損失-11,860 円-5.93 %
合計損益101,964,960 円51,161.20 %
合計利益347,086,800 円173,609.06 %
合計損失-244,754,820 円-122,447.82 %
PF1.418
平均保持日数25.54 日

以上が、株式市場の傾向(9月)の検証結果です。

2.まとめ 9月の東証プライム銘柄の傾向は?

検証結果を見てみると、勝率は54.87%、 1トレードあたりの平均損益は-2.02%となっています。

勝率は約4割を割り、1トレードあたりの平均損益もマイナスであるこから、 9月は株価が下がりやすい月と判断できるでしょう。 下がりやすい傾向がある中では、投資成果は上げにくく、 トレードする場合には、銘柄選定には注意が必要でしょう。

■追伸

9月は、1年の中でも特に下がりやすい傾向がある月です。 買いから入るトレードは、不利と言わざるを得ません。

よって、「9月はトレードしない」という戦略が有効かもしれませんね。 トレードを行っていると、日々なんらかの銘柄を 「トレードしなければ!!」というように思いがちです。 しかし、利益が上げにくい相場で わざわざトレードする必要はないのです。 「休むも相場」という格言がありますが、 これも立派な投資戦略のひとつではないでしょうか。

9月 東証プライム 好成績銘柄ベスト30

順位コード銘柄名勝率平均損益(%)合計損益(%)勝ち負け引分
14248竹本容器100.0%+2.67%+29.42%1100
22153E・Jホールディングス94.4%+5.79%+104.31%1710
31413ヒノキヤグループ92.3%+5.46%+71.00%1210
46083ERIホールディングス91.7%+4.84%+58.08%1110
52883大冷90.9%+3.02%+33.27%1010
62060フィード・ワン90.9%+2.98%+32.73%1010
73924ランドコンピュータ90.0%+4.82%+48.21%910
83543コメダホールディングス90.0%+3.57%+35.70%910
99837モリト88.9%+4.26%+76.76%1620
106250やまびこ88.2%+8.84%+150.21%1520
117487小津産業88.0%+3.98%+99.49%2230
123153八洲電機87.5%+5.25%+84.01%1420
137148FPG86.7%+4.94%+74.14%1320
147480スズデン86.4%+3.15%+69.35%1930
157989立川ブラインド工業84.6%+4.98%+129.58%2231
163176三洋貿易84.6%+3.94%+51.19%1120
179003相鉄ホールディングス84.6%+2.29%+59.64%2240
183173Cominix84.6%+1.41%+18.35%1120
192796ファーマライズホールディングス84.2%+4.76%+90.39%1630
203067東京一番フーズ84.2%+1.82%+34.53%1630
216078バリューHR83.3%+6.47%+77.69%1020
223040ソリトンシステムズ83.3%+5.97%+107.39%1530
234275カーリット83.3%+5.82%+69.89%1020
244245ダイキアクシス83.3%+5.60%+67.16%1020
251762高松コンストラクショングループ82.6%+6.80%+156.51%1940
263082きちりホールディングス82.4%+6.07%+103.15%1430
273151バイタルケーエスケー・ホールディングス82.4%+4.05%+68.93%1430
286171土木管理総合試験所81.8%+4.64%+51.09%920
293132マクニカホールディングス81.8%+3.65%+40.10%920
301430ファーストコーポレーション81.8%+2.50%+27.48%920

※過去26年間(2000〜2025年)のデータに基づく統計結果です。将来の成績を保証するものではありません。トレード回数10回以上の銘柄を勝率順に掲載。

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<追伸>
「株システムトレードの教科書」の記事は、機関投資家出身・証券アナリスト検定会員の西村剛が、統計データ・システムトレード・ファンダメンタルズを融合して解説しています。
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