こんにちは、 今回はシステムトレードの観点から、 投資に役立つアノマリーをご紹介したいと思います。
結論から申し上げましょう!! そのアノマリーとは、、、 「株を購入するなら月初(月前半))よりも中旬(月後半)が有利」 ということです、 言葉で説明するよりも、検証結果をご覧頂いたほうが 分かりやすいので、さっそく検証に入りましょう。

執筆者

田村 祐一
田村 祐一

フェアトレード株式会社所属。調査本部アナリスト。統計データを重視したシステムトレードとファンダメンタルを組み合わせて銘柄分析を行う。株主優待先回り買い等の「イベント投資」にも注力。


1.月初買い戦略の有効性

まずはじめに、株式を「月初(月前半)」に 買い付けした場合の投資成果について検証します。

ⅰ.ルール詳細(月初買い戦略の有効性の検証)

「月初(月前半)」の検証条件は、以下の通りです。

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検証対象:全銘柄

検証期間:1990/03/01~2014/07/31

1銘柄当たりの投資金額:20万円

【買い条件】 ・月初旬(※)に成行買い
             ※基本的に1日に買いつけ、1日が土日祝日ならば2日に買いつけとします。

【売り条件】 ・買い付け後15日経過したら、成行売り

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上記が検証結果です。 上記の検証を行うことで、「月初に買いつけし、その15日後に手仕舞いした」場合の検証ができます。 検証結果は、以下の通りです。

ⅱ.検証結果(月初買い戦略の有効性の検証)

【検証結果】月前半

月前半出所:システムトレードの達人 達人モード「運用資産の推移」画面

■バックテスト結果■

勝率: 47.09 %
勝ち数: 170,585 回
負け数: 191,680 回
引き分け数: 12,897 回
平均損益(円): 28 円  平均損益(率): 0.00 %
平均利益(円): 13,528 円  平均利益(率): 8.02 %
平均損失(円): -11,983 円  平均損失(率): -7.14 %
合計損益(円): 10,656,707 円  合計損益(率): -736.54 %
合計利益(円): 2,307,593,267 円  合計利益(率): 1,368,516.95 %
合計損失(円): -2,296,936,560 円  合計損失(率): -1,369,253.49 %
プロフィット・ファクター(総利益÷総損失): 1.005
平均保持日数: 16.98 日

以上が、「月初(月前半)」の検証結果です。 検証結果を見る限りでは、 特段「儲け」も「損失」も出ていません。 この結果を見る限りでは、 「月初に株を買い付けする戦略」は 統計的になんらかの有効性は確認できないでしょう。

2.中旬買い戦略の有効性

では、次に、株式を「中旬(月後半)」に 買い付けした場合の投資成果について検証します。

ⅰ.ルール詳細(中旬買い戦略の有効性の検証)

「中旬(月後半)」の検証条件は、以下の通りです。

===========================================

検証対象:全銘柄
検証期間:1990/03/01~2014/07/31
1銘柄当たりの投資金額:20万円
【買い条件】 ・中旬(※)に成行買い ※基本的に15日に買いつけ、 15日が土日祝日ならば16日に買いつけとします。

【売り条件】 ・買い付け後15日経過したら、成行売り

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上記が検証結果です。 この条件で検証したときの検証結果は、以下の通りです。

ⅱ.検証結果(中旬買い戦略の有効性の検証)

【検証結果】月後半

月後半出所:システムトレードの達人 達人モード「運用資産の推移」画面

■バックテスト結果■

勝率: 55.58 %
勝ち数: 156,480 回
負け数: 125,078 回
引き分け数: 6,242 回
平均損益(円): 2,773 円  平均損益(率): 1.39 %
平均利益(円): 13,226 円  平均利益(率): 6.61 %
平均損失(円): -10,166 円  平均損失(率): -5.08 %
合計損益(円): 798,039,779 円  合計損益(率): 399,027.25 %
合計利益(円): 2,069,622,989 円  合計利益(率): 1,034,848.97 %
合計損失(円): -1,271,583,210 円  合計損失(率): -635,821.72 %
プロフィット・ファクター(総利益÷総損失): 1.628
平均保持日数: 17.14 日

以上が、「中旬(月後半)」の検証結果です。

3.まとめ 株の購入は月初め、中旬どっちが有効か?

一目見て、有効性が確認できるのではないでしょうか。 勝率も約55.5%、平均損益も約1.4%と大きなプラスです。

運用資産の推移を見ても、きれいな右肩上がりです。 この結果を見る限り、 「株を購入するなら中旬(月後半)」と言えるでしょう。

「月初(月前半)」と「中旬(月後半)」では、 投資成果に大きな差がありました。 スイングトレードや中長期の保有を目的にトレードする場合には、 月半ばに銘柄を仕込むことで、利益となる確率が高くなるようです。 ここまで、明確に成績の差が出ているならば、 この結果を取り入れない手はないでしょう。 ぜひ、このアノマリーをあなたの 投資にお役立ていただければと思います。

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