日本株

5月の日本株は横ばい・・・

今回は、「5月の株式市場の傾向(東証1部編)」についてご紹介します。

5月はゴールデンウィークの大型連休があり、普段は株式投資ができない方でも、銘柄をゆっくり探すことができそうです。

株式市場は、月によって、上がりやすい月と、下がりやすい月があります。

これは、さまざまな要因によって月ごとの傾向があるのですが、5月の東証1部銘柄にはどのような傾向があるのでしょうか。

傾向を把握することで、5月の投資を有利に進められるでしょう。さっそく検証に入っていきましょう!!

執筆者

田村 祐一
田村 祐一

フェアトレード株式会社所属。調査本部アナリスト。統計データを重視したシステムトレードとファンダメンタルを組み合わせて銘柄分析を行う。株主優待先回り買い等の「イベント投資」にも注力。



1.5月の東証1部銘柄の傾向検証

ⅰ.ルール詳細(5月の東証1部の傾向)

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検証対象:東証1部銘柄
検証期間:1990年3月~2021年2月28日
買い条件:4月末の最終営業日の寄り付きで買い
売り条件:25日経過後の翌日営業日寄り付きで売り
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

以上のルールで過去のデータを用いて検証した結果は、以下の通りです。

ⅱ.検証結果(5月の東証1部の傾向)

■5月東証1部の検証結果

出所:システムトレードの達人 達人モード「運用資産の推移」画面

■バックテスト結果■

勝率: 48.57 % 
勝ち数: 22,609 回 
負け数: 23,841 回 
引き分け数: 723 回 
合計損益(率): 21,468.39 %平均損益(率): 0.45 %
合計利益(率): 185,678.37 %平均利益(率): 8.21 %
合計損失(率): -164,209.99 %平均損失(率): -6.86 %
PF: 1.131 
平均保持日数: 27.12 日 

上記が、検証結果です。

2.まとめ 5月の東証1部銘柄の傾向は?

検証結果を見てみると、勝率は48.57%、平均損益は0.45%です。

勝率も5割を割り込んだ一方、平均損は若干のプラスでした。5月の東証1部は、「上がりも下がりもしない、どっちつかずな動きをしやすい」傾向があると言えるでしょう。

なお、5月は、3月決算企業の本決算発表が本格化します。決算発表の内容によっては、株価が乱高下しやすいです。

なお、株価がどっちつかずになりやすい5月東証1部ですが、そんな状況でも好調に推移している銘柄を確認してみましょう。

以下に、5月に例年好成績を残している銘柄をご紹介します。

■5月東証1部好成績銘柄

上記の銘柄は、東証1部で、特に5月に好成績を残している銘柄です。

今回は過去のデータで、勝率が80%以上の銘柄を記載しています

これらの結果は、あくまでも過去のデータですが、1つの判断材料として把握することで、利益につなげることができるでしょう。

ぜひ、この検証結果を利用して頂き、5月相場でトレードチャンスを掴んでいただければと思います。

 

<追伸>
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