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デイトレードは主婦にもおすすめの副業
株のデイトレードは、主婦にもおすすめの副業の一つです。
株のデイトレードのスキルを身に付ければ、生きている限りは一生使えるスキルとなり、稼げるお金の額は普通のパートとは比べものになりません。
株のデイトレードは朝9時の寄り付きからの1時間は「ゴールデンタイム」とも呼ばれる時間帯となっており、この時間帯に向けて準備しやすいことも主婦トレーダーの強みです。
主婦がデイトレーダーとして強い点
トレーダーは、個人トレーダーの中でも、デイトレードを専業とする「専業トレーダー」や、サラリーマンをしながらトレードをする「サラリーマントレーダー」にはない強みがあります。
主婦がデイトレーダーとして強い点を見ていきましょう。
ザラ場を見ることができる
株のデイトレードは朝9時の寄り付きからの1時間は「ゴールデンタイム」とも呼ばれる時間帯となっており、デイトレードの利益の大半はこの時間帯から生み出されます。
ゴールデンタイムには、株価が動きやすいため、デイトレードで利益を出せるチャンスが多くあるためです。
サラリーマントレーダーは、この時間帯にザラ場を見られないため、実質的にデイトレードをすることはできません。
時間の融通が利きやすいという点から、主婦トレーダーはデイトレーダーとして有利であることは確かでしょう。
夫の安定収入が確保されている
主婦トレーダーの強みとして、夫の安定収入が確保されている点が挙げられます。
専業トレーダーは、他に収入源がない場合には、トレードによる収入だけが頼りとなってしまいます。
一部のネット上では、専業トレーダーは夢のような暮らしと語られることが少なくありませんが、トレード収入しかない状態は、精神的に非常に辛く、兼業トレーダーに戻ってしまう投資家も少なくありません。
専業トレーダーが厳しいのは、トレード収入だけに頼った暮らしは、精神的負荷が大きいためです。
マーケットの状態は浮き沈みが激しく、トレンドやテーマが発生している稼ぎやすい時期がある一方で、トレンドやテーマがなく稼ぎづらい時期も必ず訪れます。
専業トレーダーにとっては、「お金=命」と言っても過言ではないため、チャンスが訪れているときにリスクを取りづらくなってしまう場合が少なくありません。
トレード収入だけに生活が懸かっていると、自らの命とも言えるお金をリスクにさらすことには大きな心理的抵抗が生じるため、リスクを取れず、リターンの追求ができなくなってしまうのです。
主婦トレーダーは、夫の安定収入が確保されているため、精神的負荷が小さく、リスクを取ってリターンを追求することができます。
いくら稼いでも扶養を外れない
2024年秋には、手取り収入が少なくなってしまう「106万円の壁」や「130万円の壁」が政治でも大きな話題となりました。
主婦がパートで稼ぎ過ぎてしまうと、夫の扶養を外れる、第3号被保険者から外れる、所得税・住民税が発生するなど、税金や社会保険料によって手取りが少なくってしまう場合があります。
一方、株の収入は、譲渡益・配当金ともに20.315%の申告分離課税となっています。
申告分離課税とは、他の所得とは分離して税額を計算し、確定申告によって納税する課税方式です。
株の場合には、「特定口座(源泉徴収あり)」を選択することによって、証券会社が納税から申告まで全てを自動でやってくれます。
つまり、株の収入は総合課税されないため、デイトレやスイングトレードでいくら稼いでも、夫の扶養から外れることはなく、新たに税金や社会保険料が徴収されることはありません。
仮に1億円稼いだとしても、その利益から20.315%が税金で引かれるだけで、夫の扶養からは外れず、他に税金や社会保険料が徴収されることはありません
なお、2024年11月時点では、株の利益は申告分離課税となっていますが、政府は金融所得の総合課税化を検討しているといったニュースも出ているため、今後は変化があるかもしれない点にはアンテナを張っておきましょう。
主婦のデイトレーダーが少ない理由
主婦トレーダーは、ザラ場を見ることができ、夫の安定収入が確保されているなど、専業トレーダーとサラリーマントレーダーの良いとこどりができている環境です。
客観的に見ると、主婦トレーダーほど、デイトレーダーに向いている環境はありません。
しかし、主婦トレーダーは非常に少なく、cisさんやテスタさんのようなカリスマ的なトレーダーも輩出されていないことが現状です。
主婦のデイトレーダーが少ない理由をいくつか見ていきましょう。
本気で取り組む方が少ない
環境面から言えば、主婦ほどデイトレーダーに向いている環境はありませんが、本気で取り組む方が少ないというのが実際の所です。
デイトレードのスキルを習得するには、SNSやブログで報告するだけでは到底足りず、売買日記や収支を付けて検証する、チャート分析や銘柄分析も欠かさないなど、泥臭い努力の継続が欠かせません。
カリスマトレーダーの表の部分だけを見てしまうと簡単なように見えるかもしれませんが、その裏でしている努力は並大抵のものではありません。
ある程度の覚悟がないと、主婦トレーダーの多くはFXでいう「ミセスワタナベ」のように、マーケットの養分にしかならないのが現実です。
そもそもデイトレードは非常に難しい
デイトレーダーは非常に厳しい世界です。
アメリカの統計では、デイトレーダーが半年後にも生存している確率は5%とも言われるほどです。
デイトレーダーになるということは、株というゲームのプロゲーマーになることと言っても過言ではありません。
主婦に限らず、デイトレーダーとして成功するには、数年間掛けて難関資格を取得するほどの覚悟がないと、とても成功することはできません。
主婦がデイトレーダーとして成功するポイント
主婦がデイトレーダーとして成功するためのポイントについて見ていきましょう。
売買日記や収支記録をちゃんと付けて検証する
デイトレードやスイングトレードといったトレードスキルを習得する上では、売買日記や収支記録を付けて検証することが欠かせません。
売買日記とは、その日のトレードについての記録です。
どの銘柄を、いつエントリーしたのか、いつ利食いしたのかといった基本的な情報に加えて、「どのような感情だったのか?」も記録しておくと、後から見て役に立ちます。
収支記録とは、その名の通り、トレードによる収支の記録であり、トレーダーにとっての帳簿のようなものです。
これらの記録をしっかりと付けることはもちろん、後から見直して検証し、自らのトレードを常にブラッシュアップしていく必要があります。
ブログやSNSを真に受けず自分の頭で考えるようにする
主婦トレーダーとしてブログやSNSをアップしている方もいますが、あまり参考にはなりません。
そもそも、カリスマトレーダーのブログやSNSを見ただけで成功できるなら、もっと世の中には成功したデイトレーダーが溢れているはずですが、そうなっていません。
トレーダーとして役に立つのは、自らが付けた売買日記であり、収支記録です。
モチベーションを保つ上では、ブログやSNSを活用することも悪くありませんが、本質的な成長にはつながりません。
ブログやSNSを真に受けず自分の頭で考えるようにしましょう。
デイトレーダーは諦めて新NISAでインデックス投資する
デイトレーダーは非常に厳しい道であり、カリスマ的な主婦トレーダーがほとんどいないことからも明らかです。
そこで、デイトレーダーは諦めて、新NISAでインデックス投資に注力するという道もアリです。
新NISAで、S&P500指数やオルカン(世界株投信・ETF)に長期・積立・分散投資するという、最も基本的な投資を継続するだけでも、年率10%前後のリターンは期待できます。
まとめ
この記事では、主婦とデイトレーダーについて解説してきました。
客観的な環境面からすると、主婦はザラ場を見ることができ、夫の収入が確保されているため精神的負荷が掛からずリスクを取りやすいなど、主婦トレーダーは有利と言えます。
ただ、cisさんやテスタさんのような、カリスマ的なトレーダーが輩出されていないことからも、主婦トレーダーはそう簡単な道ではありません。
主婦トレーダーが成功するためには、売買日記や収支記録をちゃんと付けて検証するなど、泥臭い努力を継続することが欠かせません。
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