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株価位置は、過去のある一定期間の高値を100%、安値を0%として、現在の株価がどの程度の水準にあるかを確認する指標です。以下の図をご覧ください。

過去100日間の高値が1,500円、安値が800円、現在の株価が1,200円とすると、100日の株価位置は、(1,200円-800円)÷(1,500円-800円)≒57.1%と判定できます。株価位置は、トレンドの判定に使用されることが多い指標です。「50%」を境に、「50%以上」を上昇トレンド、「50%以下」を下落トレンドと判断します。また、株価位置が「80%以上」は、一定期間の高値圏にあると判断します。「20%以下」は、一定期間の安値圏にあると判断します。

この記事を書いた人

西村剛
西村剛

フェアトレード株式会社 代表取締役。機関投資家出身で統計データを重視したシステムトレードに注力。2011年株-1グランドチャンピオン大会で+200.4%、2012年+160.1%、2013年157.0%を叩き出し三連覇達成。証券アナリスト検定会員。システムトレードを使った定量分析と、これまでファンドマネジャーとして培ったファンダメンタルズ分析を融合した新しい視点で株式市場を分析し、初心者でもわかりやすい言葉を使った解説に定評がある。

今回は一般的に言われている「株価位置が20%以下であれば買いで80%以上であれば売り」が果たして有効かどうか調べてみました。ルールの詳細は以下の通りです。

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バックテストモード:標準モード

バックテスト期間:2000年1月1日から2019年12月31日

バックテスト対象の銘柄:日経平均採用銘柄

売買単位:金額固定(単位枚数を無視)

買いルール: 株価位置(終値基準)(100日)が20%以下

⇒上記を満たした翌日に成行で買い

売りルール:株価位置(終値基準)(100日)が80%以上

⇒上記を満たした翌日に成行で売り

【買いルール詳細】

【売りルール詳細】

出所:システムトレードの達人 達人モード「ストラテジーの設定内容」画面

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検証結果は以下の通りです。

資産運用の推移

出所:システムトレードの達人 達人モード「運用資産の推移」画面             

■バックテスト結果■

勝率: 66.50 %
勝ち数: 3,001 回
負け数: 1,512 回
引き分け数: 11 回
平均損益(円): 4,241 円   平均損益(率): 2.12 %
平均利益(円): 23,855 円   平均利益(率): 11.93 %
平均損失(円): -34,658 円   平均損失(率): -17.33 %
合計損益(円): 19,187,012 円   合計損益(率): 9,593.86 %
合計利益(円): 71,590,310 円   合計利益(率): 35,795.89 %
合計損失(円): -52,403,298 円   合計損失(率): -26,202.02 %
PF: 1.366
平均保持日数: 164.94 日

資産曲線が概ね右肩上がりの曲線となっており、それなりに有効なルールだと見て取れます。また、勝率66.50%、平均損益2.12%、PF1.366となっており、統計的にはやや有効な結果と言えるでしょう。

ただし、運用資産の推移を見てもらえばわかるように、下落相場では「株価位置」を指標とした売買はうまく機能しません。

そのため、仮に、「株価位置(終値基準)(100日)が20%以下」であっても、
相場が下落相場の時にはトレードしないほうが良いと判断できるでしょう。

なお、これはあくまで日経平均採用銘柄の傾向です。他の市場については、調べてみると別の傾向が得られるかもしれません。気になる方は、ぜひご自身でも検証してみてはいかがでしょうか。

<追伸>
コロナショックで相場が大きく動いている最中ですので、今の株価動向が気になる方も多いかと思います。
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