12月だけは優待銘柄の直前買いもあり!?

こんにちは、
今回は、「12月優待銘柄の直前買い」の
有効性について、検証していきたいと思います

12月は、182銘柄の優待権利が確定します。

12月は、他の月と比較して優待銘柄数が多いことから、
お気に入りの優待内容を選別して投資することができます。

ただし、優待銘柄は、権利確定日の直前に買い付けしてしまうと、
不用意に高値掴みしてしまうリスクが高いのです。

そこで、今回は、
「12月優待銘柄を11月末に買い、権利確定日直前に売却したらどうなるか?」
について検証していきたいと思います。

では、さっそく検証していきましょう。

執筆者

田村 祐一
田村 祐一

フェアトレード株式会社所属。調査本部アナリスト。統計データを重視したシステムトレードとファンダメンタルを組み合わせて銘柄分析を行う。株主優待先回り買い等の「イベント投資」にも注力。


1.12月優待銘柄の直前買い戦略の有効性

ⅰ.ルール詳細(12月優待銘柄の直前買い戦略の有効性の検証)

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検証対象:12月優待銘柄(182銘柄、2020年11月12日時点)
具体的な銘柄名については、以下のURLで確認できます。
http://info.finance.yahoo.co.jp/stockholder/list/?m=12
検証期間:2000/01/01~2020/09/30 
1銘柄当たりの投資金額:20万円
【買い条件】
・11月末に成行買い
【売り条件】
・買い付け後20日経過(12月権利確定日直前)した翌日に成行売り
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上記のルールで過去のデータを用いて検証した結果は、以下の通りです。

ⅱ.検証結果(12月優待銘柄の直前買い戦略の有効性の検証)

【検証結果】12月優待銘柄の直前買い

勝率: 55.08 %
勝ち数: 1,387 回
負け数: 1,131 回
引き分け数: 60 回

合計損益(率): 1,722.52 %   平均損益(率): 0.67 %
合計利益(率): 9,320.94 %   平均利益(率): 6.72 %
合計損失(率): -7,598.42 %   平均損失(率): -6.72 %

プロフィット・ファクター(総利益÷総損失): 1.227 
平均保持日数: 21.34 日

2.まとめ 12月優待銘柄の直前買いは有効か?

勝率55.08%で、平均損益0.67%と、
とても良好な成績であることが確認できます。

実は、過去のデータを基にした検証では、
「12月」だけは、優待銘柄の直前買いはそれほど危険ではないのです。

これはなぜでしょうか。

要因は大きく分けると以下の2つが想定されます。

個人投資家の節税売り
12月後半から新年にかけての「新年相場」による株価上昇

上記が「12月優待銘柄の直前買い」が危険でない要因と考えています。

いずれにせよ、

今回の検証から、12月優待銘柄を11月末に買いつけする戦略は、
危険ではなく、逆に利益が出るという傾向が確認できました。

では、12月優待銘柄の中でも、直前買いで利益が出やすい銘柄と、
逆に損失を被りやすい銘柄について確認してみましょう。

【ランキング】12月好成績ランキング

【ランキング】12月高値掴みランキング


優待銘柄でも、直前買いしてもリスクが
低い銘柄とリスクが高い銘柄が存在します。

ぜひ、上記の検証結果を参考にして、
12月優待銘柄に注目してみてはいかがでしょうか。

<追伸>
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