日本株
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株式市場には、「オーバーナイト効果」と呼ばれるアノマリーがあります。大引けで株を買い、翌日の寄り付きで売るだけで利益が出るというものです。

海外の研究では、株式リターンの大部分は市場が閉まっている夜間に発生し、日中のリターンはほぼゼロという驚くべき結果が報告されています。

果たして、日本株でもオーバーナイト効果は存在するのでしょうか?過去25年のデータで検証しました。

執筆者

西村剛
西村剛

フェアトレード株式会社 代表取締役。機関投資家出身で統計データを重視したシステムトレードに注力。2011年株-1グランドチャンピオン大会で+200.4%、2012年+160.1%、2013年157.0%を叩き出し三連覇達成。証券アナリスト検定会員。システムトレードを使った定量分析と、これまでファンドマネジャーとして培ったファンダメンタルズ分析を融合した新しい視点で株式市場を分析し、初心者でもわかりやすい言葉を使った解説に定評がある。

システムトレード

1.検証ルール

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検証対象:東証上場全銘柄
検証期間:2000年1月~2024年9月

【オーバーナイト】当日の終値で買い → 翌営業日の始値で売り

【日中】当日の始値で買い → 当日の終値で売り

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2.検証結果

検証結果グラフ

※画像はクリックすると拡大してご覧いただけます

カテゴリトレード数勝率平均損益PF
オーバーナイト(終値買→翌始値売)23,296,184件43.4%+0.93%2.838
日中(始値買→終値売)23,296,184件41.1%-0.01%0.980

3.日本株でもオーバーナイト効果は存在する?

検証結果を見ると、オーバーナイトリターンと日中リターンに明確な差が出ています。

この結果は、海外市場の動向や夜間のニュースが翌朝のギャップに反映されること、また日中は個人投資家の売買が活発で値動きが相殺されやすいことが要因と考えられます。

4.まとめ

日本株においても、オーバーナイト効果の傾向は確認されました。大引けで買い、翌朝売るという単純な戦略にも統計的な根拠があることがデータで裏付けられています。投資戦略を組み立てる際の参考にしてください。

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