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連続ストップ高銘柄のトレードは破滅への道

こんにちは、

今回は、「連続ストップ高銘柄の後追い」について
システムトレードの観点から検証していきます。

株式市場を見ていると、
ストップ高が何日も継続している銘柄をよく見かけます。

ストップ高が連続していることから、とても魅力的に感じます。

「もし、この銘柄をストップ高する前に買い付けしていたら…」
なんて考えも浮かんできます。

しかし、ストップ高する前に、その銘柄を見つけるのは難しいです。

そこで、多くの人が考えるのが、
「ストップ高している銘柄の後追いしたらいいのでは?」というアイディアです。

果たして、このストップ高銘柄の後追いは、
有効な投資戦略なのでしょうか。

さっそく検証してみたいと思います。

この記事を書いた人

田村 祐一
田村 祐一

フェアトレード株式会社所属。調査本部アナリスト。統計データを重視したシステムトレードとファンダメンタルを組み合わせて銘柄分析を行う。株主優待先回り買い等の「イベント投資」にも注力。


検証条件は、以下の通りです。
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検証対象:全銘柄
検証期間:2000/01/01~2014/12/31
1銘柄当たりの投資金額:20万円

【買い条件】
・3日連続ストップ高をした銘柄を、翌日に成行買い
(注文を出した日が終日ストップ高の場合には、買い付けできなかったと判定)

【売り条件】
・買い付けした大引けに、成行売り
(買い付けできた日がストップ高の場合には、翌日に持ち越し)

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上記が、今回の検証条件です。

単純に、3日連続ストップ高をした銘柄を、翌日の寄り付きに成行買いします。
そして、買い付けした日の大引けに手仕舞いします。

なお、注文を出した日がが終日ストップ高の場合には、
買い付けしたとみなしません。

では、上記条件で検証した場合に、どのような検証結果になるでしょうか。

【検証結果】3日連続ストップ高

連続ストップ高銘柄の後追い

勝率: 37.38 %
勝ち数: 832 回
負け数: 1,394 回
引き分け数: 240 回

平均損益(円): -8,392 円  平均損益(率): -4.20 %
平均利益(円): 16,782 円  平均利益(率): 8.39 %
平均損失(円): -24,862 円  平均損失(率): -12.43 %

合計損益(円): -20,694,298 円  合計損益(率): -10,347.27 %
合計利益(円): 13,962,966 円  合計利益(率): 6,981.69 %
合計損失(円): -34,657,264 円  合計損失(率): -17,328.96 %

プロフィット・ファクター(総利益÷総損失): 0.403
平均保持日数: 0.21 日

以上が、検証結果です。

詳しく見るまでも無く、悪い結果ですね。

1トレード辺りの平均損益は-4.2%と非常に悪い成績です。
絶対に避けたい投資法と言えるでしょう。

ストップ高が連続している銘柄は、
「明日も株価が上がりそうだ」と思ってしまいます。

しかし、実際には、株価が上がるどころか、
大きな損失を抱える危険性が高いのです。

もしかすると、この記事をご覧頂いている方の中には、
この投資法で、大きな利益を上げた経験がある人がいるかもしれません。

ただし、それは「たまたま」である可能性が高いのです。

たった、一度の成功体験によってこの投資法を継続すると、
いつか痛い思いをする可能性が高いのです。

連続ストップ高銘柄は、一見魅力的ではありますが、
この銘柄に投資するくらいなら、他にたくさんの優良な銘柄が転がっています。

あまり深追いしないほうが良いと言えるでしょう。

■追伸

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コロナショックで相場が大きく動いている最中ですので、今の株価動向が気になる方も多いかと思います。
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