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テクニカル指標「ボリンジャーバンド」の有効性は?

こんばんは!!

今回は、あなたにもなじみ深いテクニカル指標
「ボリンジャーバンド」の統計的な有効性の検証をしていきたいと思います。

ボリンジャーバンドの計算式はとても難しいので、今回は記載しません。

重要なのは計算式ではなく、その計算から算出された結果ですからね^^

ボリンジャーバンドをイメージするために、
以下のチャートをご覧ください。

ボリバンチャート

上記は、「日経平均株価」のチャートです。

ボリンジャーバンドは移動平均線を中心線として、

移動平均線の上側には+σ、+2σ、+3σ、
下側には-σ、-2σ、-3σの線を引かれます。
統計学的に各σ線の間で株価が動く確率が、

±1σでは、「約68.3%」
±2σでは、「約95.5%」
±3σでは、「約99.7%」

内に収束すると言われています。

つまり、σの数字が大きくなるほど、
ローソク足がめったにタッチしないということです。

例えば、「-2σ」ならば、「売られすぎ」、
「+3σ」ならば、「買われすぎ」と判断できるでしょう。

この使用方法については、あなたもご存知かもしれません。

そこで、この使用法でトレードした場合に、
利益を上げることができたのかを検証してみましょう。

では、まずはじめに検証条件を確認していきましょう。
検証条件は、以下の通りです。

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検証対象:全銘柄
検証期間:2000/01/01~2014/05/31
1銘柄当たりの投資金額:20万円

【買い条件】
・ボリンジャーバンド(25日)が-2σ以下になったら、翌日成行買い
【売り条件】
・ボリンジャーバンド(25日)が0σ以上(25日移動平均)以上になったら、
翌日成行売り(手仕舞い)
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上記が、今回の検証条件です。

仮に、勝率が高く、1トレードあたりの平均損益がプラスならば、
「ボリンジャーバンド」を使用した投資法は有効と言えるでしょう。

では、上記条件で検証した場合に、どのような検証結果になるでしょうか。

検証結果は、以下の通りです。

【検証結果】ボリンジャーバンド(25日)が-2σ以下で買い、0σ以上で売り
ボリ版
勝率: 65.05 %
勝ち数: 106,532 回
負け数: 57,246 回
引き分け数: 3,580 回

平均損益(円): 3,346 円  平均損益(率): 1.12 %
平均利益(円): 21,400 円  平均利益(率): 7.13 %
平均損失(円): -30,041 円  平均損失(率): -10.01 %

合計損益(円): 560,042,403 円  合計損益(率): 186,688.35 %
合計利益(円): 2,279,760,650 円  合計利益(率): 759,936.55 %
合計損失(円): -1,719,718,247 円  合計損失(率): -573,248.20 %

プロフィット・ファクター(総利益÷総損失): 1.326
平均保持日数: 30.76

以上が、検証結果です。

検証結果を見てみると、勝率は65.05%、平均損益は1.12%です。

勝率が6割を超え、平均損益がプラスですので、
統計的には有効な投資法と言えそうです。

運用資産の推移を見ても、「2008年から2009年」の下落相場以外は、
うまく機能し利益を上げられています。

「-2σ以下で買い、0σ以上で売り」は、
有効な投資戦略になる可能性が高いでしょう。

「RSI」や「移動平均乖離率」等のテクニカル指標と組み合わせることで、
より利益が期待できる戦略に変化します。

このボリンジャーバンドは、とても使い勝手の良いテクニカル指標ですので、
ぜひ、あなたも「ボリンジャーバンド」に注目してみるとよいでしょう。

<追伸>
コロナショックで相場が大きく動いている最中ですので、今の株価動向が気になる方も多いかと思います。
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